先日、黒澤明(さん)という人の昔のインタビューを見ていたら、映画監督になりたい若者へのメッセージとして「創造は記憶から生まれるから、もし映画監督になりたいならばロシア文学などを一通り読んだ方が良い」という趣旨のことを言っていました。個人的に映画監督になりたいわけではないのですが、自分はいつもこの日記に書いたり、誰かに話したりする自分の理想の生き方の軸がどこか偽物というか、情報が多い世の中で見たり聞いたりしたものから形作られたように感じて、「自分はアタマでっかちになっていないかな...」と思っていたのですが、彼の話を聞いて「思考も記憶から生まれる」ものではないかと思うようになりました。そう考えると、「何を記憶に残す」かが、その人の個性や感性を反映し、またそれらを形作るものなのかなと思いました。ちなみに、最近生まれて初めてX(:旧ツイッター)で色んな人たちの投稿を見てみたのですが、「これらの投稿は記憶に残してはいけないな」と自戒しました。